2015年10月2日金曜日

長野赤十字病院 総合診療科後期研修プログラム

1.  投稿者名:金児泰明(かねこ たいめい)


2.  指導医名: 金児泰明副部長(専属)
降旗兼行副部長(呼吸器内科兼務)
清水郁夫医師(血液内科兼務)
田中景子医師(消化器内科兼務)
和田秀一部長(消化器内科兼務)


3.  後期研修プログラム名、診療科名:
総合診療科後期研修プログラム


4.  病院の住所:
〒 380-8582 長野県長野市若里5-22-1
長野赤十字病院

TEL 026-226-4131  
FAX 026-228-8439


5.  目標としている医師像:高いプライマリ・ケア診療能力を有する病院総合医を目指しています。
患者はもとより、臓器別専門医からも頼りにされる総合医が目標です。


6.  スタッフ:専属1名、
兼務医師(入院診療含む)3名、(外来診療のみ)2名、
{女性医師1名}

主な進路:
当院総合診療科勤務、当院の他の診療科勤務、他の赤十字病院での勤務、大学病院勤務、ほか
昨年研修修了した医師の進路は、相澤病院糖尿病センター1名、当院消化器内科1名


7.  当直:月4回程度(24時に交代する半直です)
<内科系>準夜17:00~24:00、深夜0:00~8:30


8.  当直明けに帰宅:当直明けは半日で帰宅可能です。
明けに外来などDutyがある場合も、出来るだけ交代して休めるように配慮しています。


9.  独自の病床:あり
およそ10〜15名程度の入院患者を診ています。


10. 研修内容:外来にて内科系を中心に様々な分野の症例を経験し適切な初期対応、診断プロセスを学びます。
入院診療はチーム制です。
主担当医として診療計画の立案から実施、同意の取得、結果の説明、退院調整などを行います。
初期研修医の指導も行い、屋根瓦式の研修指導・診療体制の中層を担います。
カンファでの症例提示、勉強会での発表、学会発表などでプレゼンテーション能力を磨きます。
院内外の研修会、研究会への参加を奨励しています。
臨床研究、論文投稿などの指導も受けられます。
平成23年度の外来初診患者1832名、入院患者総数305名、平均在院日数15.2日でした。


11. カンファ:外来症例カンファ:
毎日午前の外来診療が一段落したら、振り返りをおこないます

入院症例カンファ:
毎週火曜日夕に入院症例のカンファ、情報の共有。

病棟多職種カンファ:
毎週金曜日夕に看護師、MSW、栄養士、理学療法士を含めたカンファ。

内科症例カンファ:
第1・3月曜日夜に内科全体の勉強会、問診と身体所見からの診療推論。

内科小児科勉強会:
第2月曜日夜に小児科診療の勉強会。

M&Mカンファ:
第4月曜日夜にヒヤリはっと症例の勉強会。

GIM勉強会:
毎週金曜日夜に当科主催の勉強会(journal clubや米国のテキストの輪読など)。


12. 今後の目標:ジェネラリストの地位確立を目指すとともに仲間を増やしたいです。
将来構想として、救急診療、在宅訪問診療、地域医療チームの立ち上げを考えています。


13. その他:長野市は人口38万人の県庁所在地で、新幹線で東京から100分程度でアクセスできます。
当院は長野市を中心とした長野県北部地域(北信地域)人口60万人の基幹病院です。
総合診療科は初期研修医の外来診療研修の充実を図る目的で5年前に設立されました。
現在では多くの初期研修医を集めることが出来るようになりました。
今後は病院総合医、救急医、地域医療を目指す後期研修医に選ばれることを目標にしています。
カリスマ指導医がいるわけではありませんが、皆で楽しく学んでゆく雰囲気があります。


14. 連絡先:長野赤十字病院 総合診療科
金児 泰明
taimeik@nagano-med.jrc.or.jp

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